単身者必見!死後事務委任契約で安否確認の方法と費用

安否確認の費用

死後事務委任契約の利用を考えるうえで、同時に利用できる「安否確認」などの
サービス面も確認しておきたいものです。
単身やひとり暮らしで遠く離れた場所で生活している両親の安否を確認するためでもあり
また、自分にもしものことがあったときに誰にも気づいてもらえないのでは…と
いった不安を解消することにも繋がります。
SMSなどを使った安否確認も増えています。
安否確認とはどこまでお願いできるのか?また、依頼するうえでの
費用についても詳しく紹介していきます。

死後事務委任契約の安否確認とは

死後事務委任契約の安否確認

単身世帯など、一人暮らしをしている人の場合
突然死や孤独死なども珍しいことではありません。
亡くなるときは病院でと思っている人もいるかもしれませんが
急に体調が悪くなることもあります。
こうした事態については、あまり考えたいことではないかもしれません。
そのため、わかっていてもつい後回しになってしまうことも珍しくありません。
こうしたおひとりさまならではの問題を解消するのが、死後事務委任契約の安否確認です。

また、ご夫婦で生活している場合も、必ずしも安心とは限りません。
例えば配偶者が認知症になってしまい介護が必要なとき
自分に何かあったら…と考えると、共倒れになってしまう可能性などもあります。
高齢になるとこうしたリスクと向き合いながら生活しなくてはならず
安否確認はとても重要になってきます。
身近なところに頼れる人がいる人ばかりではありません。
そなえておくことで安心感にも繋がります。

死後事務委任契約の安否確認の内容とは

安否確認の費用

どこに依頼するのかによっても、内容や方法にも違いがあります。
例えば連絡する頻度も、毎週1回程度の場合もあれば
月1回程度など好きな頻度で決められます。
そのため忙しい人にとっても、負担になることもありません。
途中で変えることもできるので、その時の体調によって変えてみてもいいと思います。

基本的にはSMSを使っての安否確認になります。
ショートメッセージを送付して、安否確認を行います。
また、地域に特化した専門家などに依頼した場合、定期的なメールだけでなく電話や
直接自宅を訪問してもらい、安否確認を行うケースもあります。
返信だけではわからない心身の状態や、今の生活の様子なども含めて確認してくれます。

体調不良の前には必ずサインがあるはずです。
また、返信が届いても、もしかすると部屋のなかが
ものすごい汚部屋になっていることもあります。
こうした手厚い確認もあり、今の状況を確認してくれるのです。

安否確認で連絡が取れないときはどうするの?

死後事務委任契約の安否確認の内容

死後事務委任契約における安否確認の場合、定期の連絡で通じないときは
「調査」を行うようになります。
ただ連絡を忘れているだけなのか、もしくは家で何かあったのかを、確認してくれます。

万が一のときに、大切な人(信頼できる人)に連絡が届くような仕組みを作っています。
一度契約者の家族に連絡をしたあとに、それでも確認できない場合にかけつけてくれる仕組みです。
連絡が取れないけど、すぐに会いに行くのが難しいなど
遠方に住んでいる人にとっても、安心できますね。
また、急な体調不良や孤独死の場合も、時間が経過してしまうことなくすぐに発見できるなど
安否確認を使うメリットはたくさんあります。

死後事務委任契約の安否確認の費用は

死後事務委任契約の安否確認の費用

死後事務委任契約で安否確認も一緒にお願いしたいと思っていても
費用面の心配もあると思います。
安否確認でもどこまで依頼するのかによっても違います。
例えば、メールや電話だけの確認であれば、月額数千円程度で依頼できます。
安否確認の期間によってもお金が変わってきますが
月額の負担としてはそこまで大きなものではありません。

実際に自宅にまで足を運ぶ安否確認になると
5,000円~10,000円(月額)かかるようになります。
距離によっても違いがあり、どのぐらいの費用になるのか確認するようにしてください。
また、死後事務委任契約と含めすべてをセットにしたプランなどもあります。
安否確認はもちろん、施設に入院・入所したときの身元保険の役割や
火葬・納骨などの死後事務などすべてを一任できるので
安心して老後が過ごせるようになります。

すべてのセットになると、40万円以上の費用がかかります。
頼れる家族がおらず困っている人にとっても、そばにいてくれる力強い存在とも言えます。
病院に入院するときにも、身元保証人などを同席させる必要もあり
すべてのことをサポートしてくれるのです。

まとめ

死後事務委任契約の安否確認は、頼れる家族がいない人にとっても
覚えておきたいサービスです。もともと基本料金のなかに含まれている場合もあれば
オプションでの追加になることもあります。
家族に代わってサポートが必要なときにも使えますので
安否確認にかかる費用も含め検討してみてはいかがでしょうか。
ふと困ったときに頼れる人がいるかどうかによっても
精神的な面でも変わってくるはずですよ。

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